こんにちは!KUUです🐦
慌ただしい12月になるとあっという間にお正月。
ほんとに年末年始は、月日が経つのが早いですね。
お正月と言えば、定番のものがたくさんあり、準備することがたくさんありますよね。
そのなかで、意外と目立たないけど、私は、ちゃんと毎年飾っている鏡餅。
正直いつも、何となく置いてあるだけで、いつ食べるタイミングなのかなど、気にしたことがありませんでした・・・。
しかし、このブログで色々なことを調べていると、細かなことにもちゃんと意味や由来、ルールが存在することを知りました。
なので、いつものように調べてみると、ちゃんと鏡餅にも食べるタイミングがありましたよ!
ということで、今回は、鏡餅を食べるタイミングっていつ?新年から間違えないように!と題して、記事を書いていきます!
私のように、何気なく鏡餅を飾っていたあなた!、来年こそはちゃんとしたタイミングで鏡餅を食べられますよ!
鏡餅を食べるタイミングっていつ?
鏡餅を食べる鏡開きは、地域によって日にちが異なります。
なので、地域の風習を確認する必要がありますが、一般的には関東では1月11日、関西では1月15日となります。
これは、門松や、しめ縄などのお正月飾りを、飾っておく期間を「松の内」と呼び、この期間は、歳神様が家にいらっしゃるという考え方から生まれています。
そのため、鏡開きは、松の内が終わった後で行われます。
松の内の最終日が、関東では1月7日、関西では1月15日とされているために、鏡餅を食べる鏡開きの差があるのですね。
鏡開きはどうやって行うの?
自分の地域の松の内の期間を確認し、最終日を過ぎていたら、鏡開きを行いましょう。
そして、鏡餅は刃物で切ってはいけません!
もともとは武家の習慣だったもので、白いお餅が2段重なった姿をお腹ととらえ、それを刃物で切る行為は切腹を意味します。
そのため、縁起が悪いとされています。
一般的には、木槌などで叩いて割ると言われていますが、なかなかうまくいくものではありません。
そんな時は、数時間水に鏡餅をつけておくと、手でちぎれるくらいに柔らかくなりますので、安心してください。
鏡餅の食べ方とは?
刃物で切らないことさえ守れば、食べ方に決まりはありません。
お汁粉にしてもよし、お雑煮に入れてもよしです。
お正月に、お汁粉やお雑煮を食べ飽きたという方は、お餅を揚げてかき餅にすると、おやつにもぴったりでおすすめです。
私の息子も、お餅が好きなので、色んなバリエーションがあると喜びそうです♪
そもそも、鏡餅の意味とは?
、
鏡餅とは、お正月に家にお迎えする歳神様へのお供え物です。
前の年にとれたお米でお餅を作ることで、収穫できた感謝を伝えるとともに、その年の豊作をお祈りします。
そしてお正月が終わった後、歳神様の力が宿ったお餅を食べることで無病息災、健康長寿、子孫繁栄などのご利益をみんなで分け合うことができるのです。
この、鏡餅を下げてみんなで食べる日を「鏡開き」と言います。
鏡餅にみかんが乗っている理由とは?
鏡餅といえば、丸いお餅を2段重ねた上に、みかんを乗せてある様子を思い浮かべると思いますが、どうして、みかんが乗っているのかご存知ですか?
もともと、鏡餅の上には橙(だいだい)という果物を乗せるいう風習がありました。
これは木から落ちずに大きく実をつける橙の様子と、「代々(だいだい)」をかけて、家が代々大きく繁栄するようにという願いが込められていたと言います。
また、昔中国に渡った偉い人が橙を持ち帰り、不老長寿の果物として、天皇に献上したとも伝えられていることから、長生きや子孫繁栄の意味があります。
しかし、橙はミカン科ではあるものの、サイズは通常のみかんより大きく、お餅の上には乗せにくいため、現在では同じ橙色であるみかんを代用するのが一般的になりました。
お餅と同じく、上に乗せたみかんにも歳神様の力が宿っていますので、大切にいただきましょうね。
まとめ
以上、鏡餅を食べるタイミングっていつ?新年から間違えないように!の記事でした。
今回のまとめとしては、
- 鏡餅の食べるタイミングは地域によって違う!
- 関東は1月11日、関西は1月15日が一般的!
- 鏡開きと鏡餅食べ方の紹介!
- 鏡餅の意味を紹介
- 鏡餅のミカンの理由
となります。
鏡餅は毎年飾っていましたが、特に意味を考えたことはなかったので、今回は知る良い機会でした。
しかも、鏡餅は刃物で切ってはいけないとは知りませんでした!
鏡開きの際は、いつも包丁で切り分けていたので、今後は水に浸けたいと思います。
来年は新たな気持ちで鏡餅を飾って、鏡開きの日が来たら、感謝の気持ちで鏡餅を頂きたいと思います!