こんにちは!KUUです🐦
子供の中学受験でストレス を感じていませんか?
ちょうど、私の友人のお子さんが、中学受験真っ只中!
学校の放課後や、休みごとに塾への送り迎えや体調管理など大変そうです。
受験生の親である友人もストレスを抱えているようで・・・。
何とかしてあげたい!と思い、中学受験を経験した親御さんはどうしたのか聞いてみると、皆さん色々と苦労されている様子。
ということで、今回もSNSやインターネット上で体験談を募って、8人の方に中学受験の親としてのストレスの克服方法を聞いてみました!
具体的にはみなさんに、
- 親としてのストレスとは?
- ストレスを解消した方法とは?
- 子供が中学受験する時に親としての注意点は?
の3つの質問にお答えいただきました。
子供の中学受験のストレスが大変なあなたにも参考になればと思います。
親も中学受験はストレスに!8人の経験者に本音を聞いてみた
今回、お話をして頂けたのは、お子さんが中学受験を経験したことのある8人の親御さんです。
そのお話とは、
- 40代・T子さんの克服方法
→ 「一緒に達成感を感じることで」 - 30代・R美さんの克服方法
→ 「学校の担任の先生に相談して」 - 40代・J子さんの克服方法
→ 「週末に息抜きを!」 - 40代・A香さんの克服方法
→ 「本人に自信をつけさせることで」 - 40代・S依さんの克服方法
→ 「親子でモチベーションを上げる」 - 40代・K美さんの克服方法
→ 「目標を確認する」 - 40代・H恵さんの克服方法
→ 「勉強抜きで家族旅行に」 - 40代・M子さんの克服方法
→ 「中学受験は人生のゴールではない」
となります!
では、それぞれをみていきましょう。
1.一緒に達成感を感じることで T子さん 40代
親としてのストレスとは?
中学受験をする家庭は、ただ単に、受験の数年前から塾に通わせて勉強させている訳ではありません。
生まれた時から受験勉強を頭の片隅に入れて、生活をしている家庭が多いです。
だいたい幼稚園に入る頃には幼児教室や、家での勉強を始め出します。
ただ、まだ子供ですから、母親が横に座り、一緒に勉強します。
また、家族に理解、兄弟の理解を得て、子供が椅子に座って勉強を始めたらテレビは切る。
毎日同じ時間が来たら、机の前に座るのは当たり前のように習慣づけなければいけません。
だからと言っても、相手は幼児。毎日が思うようにはしてくれませんし、集中力がない日もあります。
しかし、諦めずに子供と向かう毎日は、本当にストレスになる日々でした。
ストレスを解消した方法とは?
子供と一緒に達成感を感じることです。
解らない問題があれば親子で一緒に解いて一緒に達成感を味わいます。
一緒に達成感を感じることで、大いにストレスを減らすことに繋がりました!
全てが上手くいく毎日ではありませんが、毎日コツコツ続けていくと、子供自ら椅子に座り、時間が来たらテレビを消して勉教する様になりました。
一つ一つ解ける問題が増え、テストの結果も出る様になった時は嬉しかったです。
子供が中学受験する時に親としての注意点は?
- 親も一緒に机の前に座る
- 毎日毎日同じ時間に椅子に座る
- 家族や兄弟が全力サポートする
2.学校の担任の先生に相談して R美さん 30代
親としてのストレスとは?
受験まで半年を切っているのに子供の成績が上がらず、志望校はここで良いのかどうか、塾はあっているのかどうか・・・。
今までやってきたことが正しかったのかどうかなど、不安ばかりがつきまとうようになってしまいました。
それと共に、子供も受験勉強に対してのストレスが増大し、不機嫌になることが多く、それを傍で支えるのが大変でした。
家族がこんなに苦しむ中学受験には意味があったのかどうか悩みました。
しかし、中学受験を止めることもできず、悶々としたストレスを抱えながらの日々でした。
ストレスを解消した方法とは?
塾にではなく、通っている小学校の担任の先生に相談しました。
学校では、受験勉強を見てくれているわけではないですが、学校での我が子の様子を教えてくださいました。
子供は休み時間に、外で遊ぶことが大好きで、毎日校庭を駆け回っているとのことでした。
そして、担任の先生は「学校が一番開放的な場所であっていいと思いますよ」と言ってくださって、ホッとしました。
そんな担任の先生に相談することでストレスが和らぎました。
子供が中学受験する時に親としての注意点は?
- いつも笑顔でいること
- 受験勉強と関係ないところに本人の心の置き所を作ってあげること
- 成績の上がり下がりに親が一喜一憂しないこと
- 希望を捨てずに先を見て励ましてあげること
3.週末に息抜きを! J子さん 40代
親としてのストレスとは?
塾の送り迎えがストレスでした。
塾は、週に3日ですが、自習室と言うのがあって、結局、塾と自習室に通うのを入れると週6日塾に通っていました。
携帯を持たせていなかったので、時間を約束して子供を迎えに。
しかし、居残りやら何やらで、時間通りに出てきません。ものすごく待たされる日々でした。
自転車で通って欲しいとも思いましたが、寒い夜に自転車をこいで帰ってくると危ないのもあるし、風邪をひいてしまうのは嫌だったので、結局最後まで送り迎えをしました。
ストレスを解消した方法とは?
週末に息抜きをするようにしました。
大きな本屋さんとファーストフードが近所にあったので、子供と一緒に本屋に寄ったり、ファーストフードを食べたり楽しみを見つけて頑張りました。
子供が中学受験する時に親としての注意点は?
- 風邪などひかないように栄養管理し、しっかり食べさせる
- 「勉強しなさい」とは言わない
- 睡眠時間を必ず確保する
4.本人に自信をつけさせることで A香さん 40代
親としてのストレスとは?
主人も私も、子供に中学受験をさせる気持ちは全くなく、姑の強い希望でした。
まだ小さな子供に受験を経験させることが果たして正しいのか、本人にとってプラスとなるのか、自信を持てないでいました。
そして、受験勉強が進んでいくと、以前は解けていたはずの問題が解けなくなっているケースがよくみられるようになり。
うっかり忘れや計算ミスなどではなく、解き方を完全に忘れてしまっているという状態も多くて・・・。
解き方のヒントを教えても正解できず、つい感情的になってしまいそうになりました。
いろいろと励ましているのに、子供は「自分はできない子なんだ」と悲観的に。
どんな言葉をかけて良いのかわからなくなってしまい、家の中で冷たい空気が漂っていました。
ストレスを解消した方法とは?
本人に自信をつけさようにしました。
本人は解ける解けないに関係なく、次々に新しい問題を解きたがります。
しかし、定着度をつけるために、同じ問題を繰り返し解かせるように。
そして、問題を正解できたら、しっかり褒めて、本人に自信をつけさました。
また、「いったん受験勉強に着手したからには後戻りできない!やるしかない!」と自分自身に言い聞かせ、当たって砕けろの精神に切り替えました。
子供が中学受験する時に親としての注意点は?
- 子供の前で悩まない
- 褒める時は褒め、叱る時は叱る
- 必ず合格させなければならないと思わない(プレッシャーになるので)
5.親子でモチベーションを上げる S依さん 40代
親としてのストレスとは?
中学受験の勉強は難しく、なかなか偏差値も思うように上がらないので、イライラすることが多かったです。
本人も勉強するモチベーションが上がらないようで、勉強を始めてもすぐ飽きて、遊びを始めるなど、様子を見ているこちらもイライラが募るばかり。
とうとう親だけで対応するのはかなり厳しい状況になり、塾に通わせるようにしましたが・・・。
それでも希望する学校へ偏差値がなかなか届かず、ストレスでした。
ストレスを解消した方法とは?
子供の苦手部分を分析してノートを作り、親としてのサポートを徹しました。
そうすることで私自身も納得できるし、親が作った間違いノートには、子供も黙って取り組むんでくれたので、それで少しずつ成績がアップするようになりました。
子供が中学受験する時に親としての注意点は?
- 目先の偏差値でイライラしない
- 子供が頑張っていることを認める
- 何故できないの?と言わない
- 一緒にできないところを見つけて復習するようにする
6.目標を確認する K美さん 40代
親としてのストレスとは?
中学受験まで、残り時間の少なさを感じ始めた夏休みの頃が、ストレスのピークでした。
「中学受験をあきらめるのか続けるのか」とすったもんだに。これが何よりのストレスでした。
そして、学校が休みの日は塾へ行くため、昼のお弁当、夜のお弁当、そして塾までの送迎も。
健康も考えた食事で尚且つ、楽しめるお弁当。お弁当のなかには手紙やお菓子などを入れて一工夫を。
子どもが孤独感を感じないように配慮をするのも大変でした。
ストレスを解消した方法とは?
子供と向き合い、「なぜ中学受験に対する意欲がなくなってきてしまったのか」を話し合いました。
友達といえどライバルです。判定結果に左右される毎日。
そんな不安定な環境から受験が嫌になってきてしまったようです。
そこで、友達も同じ状況であることと、受験には終わりの日にちが決まっていることを話しました。
受験が終われば「あー、こんな日もあったね」と思える日が必ず来ることも伝えました。
「一生の内のわずかな時間を、行きたい学校、やりたい勉強、部活をするために頑張ってみよう」と話したところ納得してくれました。
私の場合、私のストレスの原因が、子どもの受験に対する気持ちの不安定さだったので、それを解決することで克服できました。
子供が中学受験する時に親としての注意点は?
- 子どもの大変さを一緒に共感してあげる(孤独にさせない)
- テスト結果に対しては口を挟まない
- 健康第一!健康管理に気を使う
7.勉強抜きで家族旅行に H恵さん 40代
親としてのストレスとは?
子供に「勉強した?」と聞くと面倒臭そうに答えられたり、反発されたりするのがストレスでした。
また、夜中も勉強しているので、邪魔にならない様にそーっと夜食や差入れを置くのも大変で・・・。
以前はよく友達と出かけていましたが、子供が受験勉強をしていたので、友人からのお誘いも全て断るように。
1年間私も辛かったですが、子供も頑張っているので我慢出来ました。
また、風邪やインフルエンザ等にならない様に、身体面のケアも欠かさず行っていました。
ストレスを解消した方法とは?
夏休みと冬休みを利用して家族旅行に行きました。
その時だけは、家族みんな受験のことを忘れて思いっきり羽を伸ばすことが出来ました。
家とは違う環境だから話せることもたくさんあったので良かったです。
ストレスが溜まった時は、図書館やカフェなど違う環境でも勉強させてみたら、気分転換になり良かったです。
どうしてもダメな時は、散歩やランニングをして気分転換がてら、体も鍛えました。
子供が中学受験する時に親としての注意点は?
- 家族一丸となり協力する
- たまには息抜きもする
- 体調を整える
8.中学受験は人生のゴールではない M子さん 40代
親としてのストレスとは?
反抗期に差し掛かった時期の小学生には、親のアドバイスもなかなか受け入れてもらえないという状況に苦労し、ストレスでした。
親としては、コツコツと復習などをしておけば点数がとれるとわかっているので、それを子どもに伝えるも、反発され悩みました。
また、入学させたいと思う学校の偏差値に届かない中、受験校を絞らなくてはいけない状況に。
「一校くらいは合格をさせてあげたい」と考え悩んでいた時期が一番のストレスでした。
ストレスを解消した方法とは?
「中学受験は人生のゴールでは全くない」と気楽に考えることです。
『おたまじゃくしに「跳べ」と言っても無駄。かえるになったら飛躍するだろう』と思うようにしていました。
また、あまり受験の事ばかり考えているとイライラするので、趣味や、バレーボールで体を動かすなどストレス発散して気分転換をしていました。
子供が中学受験する時に親としての注意点は?
- 親のイライラが子どもに感染するので注意する
- 子どもの成長に関わる睡眠はしっかり確保してあげる
- 親がリードして家庭学習習慣をつけさせる
まとめ
以上、親も中学受験はストレスに!8人の経験者に本音を聞いてみたの記事でした。
みなさんの効果のあったストレス克服法をまとめてみると
- 目標を確認する
- 親子で一緒に問題を解いて一緒に達成感を感じる
- 出来たことはしっかり褒めて、本人に自信をつけさせる
- 週末に息抜きをする
- 勉強抜きで家族旅行に行く
- 「中学受験は人生のゴールではない」と気楽に考える
- 学校の担任の先生に相談する
- 趣味や体を動かして気分転換する
となりました。
受験は親としてもイライラが募りますが、気分転換をするなどうまくストレス解消をしていくことが大事ですね。
また、受験する子供本人にしてみれば、長い受験勉強と感じているかもしれません。
「いつか終わりがくる」ということ、「受験が終われば、希望の学校で思いっきり好きなことが出来る」ということに、視線を向かせてみると良いと思います。
そして、理想の自分を思い描いて、親子で語り合ってみるのも良いかもしれませんね。
中学受験でストレスを感じているならば、ぜひ皆さんのアドバイスを参考にして乗り切ってください。
なので、下記の記事で直接、経験者の皆さんにお話を聞いていますので、参考になさってください!